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蔵元のご紹介
伝統が造り出した、名を得たる味わい
中村酒造場は、鹿児島県霧島市にある国分平野と呼ばれる田園地帯にあり、1888年から今日まで昔ながらの純手造りの焼酎蔵
焼酎造りの“命”とも言うべき麹造りを、九州でも三蔵しかないといわれる石造りの麹室にて行い、すべての銘柄を純手造りの製法により仕込んでいます
「原料」から始まり、「麹づくり」、甕壺仕込みによる「発酵」。
そして一度きりの「単式蒸留」。
濾過・熟成を経て中村酒造場の芋焼酎は完成に至ります。
その過程の中でも、特に「麹づくり」へのこだわりと妥協無き姿勢は滑らかな味わいと、力強い含み香、美しい余韻のある芋焼酎を造り出し、蔵のトップブランドである「なかむら」を銘酒として世に送り出しました。
今では数少ない石蔵での麹づくり、和甕での発酵。近代的な設備ではなく、代々受け継がれてきた、人の手、人の技が生み出す銘酒を是非飲んでいただきたく思います
商品銘柄のご案内
【なかむら 25度】
原材料:米麹(白麹・国産米)、黄金千貫
中村酒造場の代表銘柄であり、最上級品
代々続く石蔵での麹づくりと甕壺仕込み。米麹の原料となる米に関しても、活火山地帯である鹿児島の土壌に不足しているカルシウムやマグネシウムを補う特殊な「カルゲン農法」で栽培された国産ヒノヒカリを使用します。
厳選された黄金千貫を使用し、丁寧に醸され、ただただ美味しい焼酎づくりにこだわり抜いた銘酒と言えます。
上品で心地よい芋の甘香ばしさの洗練された味わいを味わっていただけたらと思います。
店主のおすすめはロック・お湯割りです。
【なかむら 穰(穣) 原酒37度 720ml】
原材料:米麹(白麹・国産米)、黄金千貫
なかむらの原酒。
割水される前の凝縮感のある香りと味わいは別格の雰囲気を纏います
【甕仙人 25度】
原材料:米麹(白麹・国産米)、黄金千貫
中村酒造場の現社長であり、5代目中村敏治氏が初めてオリジナルの銘柄として造った焼酎。
甕仙人という名前は、「仙人様が、甕の中の焼酎の匂いに誘われて、ついつい飲んでしまいたくなるような焼酎」に由来しています。
ふくよかに立ち上る芋の香ばしい香りと甕仕込みならではの丸く、ツルッとした柔らかい口当たりで、飲み口は軽快にして優しい味わい。
【甕仙人ブルーボトル 25度】
原材料:米麹(白麹・国産米)、黄金千貫
年に一度、3月1日に販売される限定焼酎。
基本的な造りは「甕仙人」と同じですが、原料のさつまいもに宮崎県小林市の契約農家による完熟堆肥と呼ばれる有機肥料で育てられた黄金千貫のみを使用した限定商品です。
有機栽培で作られた芋が持つミネラル感、柔らかくスゥッと立ち上る上立ち香、上品で口の中に溶け込んでいくような口当たり。
まずはストレートで楽しんでいただきたくなるような味わいです。
【甕仙人ブルーボトル 原酒37度 720ml】
原材料:米麹(白麹・国産米)、黄金千貫
ごく少量しか発売されない限定品。原酒とは思えないほどに飲み口の爽やかな香味のある一本です。